【岡バラ通信】Vol.5「痛みってなんだろう Part.1」
快適な日常生活を送るにあたって非常に厄介な″痛み″。
この″痛み″を岡バラ的解釈で紐解いていきたいと思います。
今回はその第1弾となります。
よくお客様と接していると「こうすると腰が痛い」とか「こっちに大きく捻ると肩が痛い」などなど、まず日常生活では使わなくて済むような、複雑怪奇な格好をとって見せてくれる方がいます。
「そんな格好をとったら痛いに決まってるじゃん…」
私はいつも心の中で呟きます。
何もしない状態で痛い、日常生活に支障が出るほど痛い…
などといった状態は、体に何かが起きてる可能性が高いですが、それ以外はなぜか「自分自身で″わざわざ″痛みを探す人」が非常にたくさんいます。
もはやこれは、人としての習性なのでは?
そんなことを常々考えていますが、日々の生活を快適に過ごすコツは
「痛みを出さない、探さないこと!」
これに尽きます。
例えば腕を上げると肩が痛い人は、なるべく腕を痛みが出ない範囲で生活する。屈むと腰が痛い人は、なるべく腰が痛くない範囲で生活する。
一見めちゃくちゃな話に聞こえるかもしれませんが、自分の動きを分析したり、考えて動かしてみると、意外と痛みを出さずに行動することができるものです。
要は「工夫して体を動かそう!」ということですね。
こうすると痛いとか、痛みの確認作業を繰り返していると、脳が″この動きをすると痛い″と記憶してしまい、回復が遅くなってしまうことがあります。
逆に痛みをなるべく出さずに行動していると、気づいた頃には痛みが消えていることだってあります。
もちろん体の状態によっては、病院や治療院などで手を施さないと良くならない場合もありますが、自分自身で体を考えて動かすことによって、痛みの少ない生活を送れる可能性は高くなります。
ぜひ皆様も痛みを探す旅をやめて、「痛みを出さない動き」を心がけてみてください!
次回は、なるべく痛みを出さずに済むかもしれない運動のコツ編です。